USB PDのワット数は、ケーブルで止まる
充電器のW表示だけ見ると、途中で頭打ちになる。
出力は、充電器・ケーブル・端末の三要素の最小値で決まります。30W対応と書かれたアダプタでも、ケーブルが電力供給に弱いと、端末側はそれ以上を要求できません。
USB-Cでも、すべてのケーブルが同じではありません。短いケーブル、太い導体、電子マーク付きの線は、発熱と損失が違います。数字は箱面ではなく、実機の充電ログで確認します。
タビヒトでは、高速充電を「速さの宣伝」ではなく、安定して届く電力として扱います。夜間の置き充電では、ピークWより温度の方が先です。
ケースの厚みと、ワイヤレス充電の距離
保護とコイルは、同じミリを奪い合う。
ワイヤレス充電は、コイル間の距離に敏感です。ケースが厚いほど、パッド側は出力を上げようとし、端末は熱を持ちやすくなります。
「対応」は、機種とパッドと厚みの組み合わせです。特定ブランドの商標ライセンスを示すものではありません。タビヒトでは USB-C、高速充電、ワイヤレス対応を、一般的な互換の話として書きます。
カメラの出っ張り、ボタンのクリック感、ポケットの摩耗。保護は数値と手触りの両方です。厚みを足す前に、落とす面を決めます。
デスクの給電点は、一つにまとめる
アダプタを増やすほど、線は戻ってこない。
ノートPC、スマホ、イヤホン。給電点が三つあると、机はすぐ線の地図になります。ハブにするか、置き充電にするか。先に用途を分けます。
昼夜で熱の扱いが変わります。日中の短時間充電は出力、夜間は温度。ワイヤレスは便利ですが、ケース厚とパッドの相性を見てから机の定位置にします。
スタンドの角度は、充電ケーブルの抜けと視線の両方に効きます。タビヒトのデスクまわりは、見た目の整頓より、挿す位置の固定を優先します。
イヤホンの遅延は、用途で切る
通話、移動、デスク。同じ「低遅延」ではない。
移動中のノイズ低減と、デスクでの映像同期は、優先するチップが違います。遅延の数字だけを追うと、マイク性能や装着の安定を落とします。
タビヒトでは、連続再生時間の公称より、ケース込みの携帯性と充電口の向きを先に見ます。USB-Cで揃えると、机の線が一本減ります。